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肉体労働の本当のメリット・デメリットを15年以上の経験から語ってみる

こんにちはyota (@yota_28351)です!

みなさんは肉体労働はどういうイメージですか?

3K労働(キツイ、汚い、危険)や低賃金など、いろいろなイメージがあるかと思います。

転職サイトが普及してからは、肉体労働者の求人に「肉体労働で筋肉をつけよう」「肉体労働で健康的なライフスタイルを!」「肉体労働でガッツリ稼いじゃおう!」みたいなキャッチコピー多いんですよね。

でも、実際のところ過剰表現しすぎでしょ!!

確かに、キャッチコピーのような部分もありますが、ただ普通に働いているだけではそういう状態にはなりません。

今回は、その点もふまえて僕の15年以上になる経験から、肉体労働の本当のメリット・デメリットをお伝えしようと思います。

できるだけ詳細がお伝えできるように10ずつ「え? こんなのも?」と感じるようなことまでだしていくので、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

注意
僕は製造業なので工場内での肉体労働を基本に考えています。

肉体労働のメリット

パワーワークで筋肉がつく

肉体労働をしていると確かに筋肉はつきます。

しかし、誤解してはいけないのは、筋肉がつくのは仕事で使う部分のみです。

製造業で例えてみると、製造業は指先を使ったり重い材料を持ったりするので、握力や腕の筋肉は普通に働いていれば、自然と力こぶができるくらいにはなります。

けれども、手や腕以外はほとんど使わないので、筋肉は全くつきません。

製造業では、腕がムキムキなのにお腹が出てる人なんてよくいます。

肉体労働でバランスよく、鍛えたいのであれば全身運動するような職種を選ばなければ、転職サイトのキャッチコピーみたいな「肉体労働をすれば筋肉がつく!」にはならないんです。

訂正するならば「肉体労働で一部分だけ筋肉がつく!」でしょうかね?

ちなみに僕は、バランスよく鍛えたいのでスリムローラーで腹筋を鍛えて、サイドベント(脇腹)とスクワット(足腰)と腕を開いて腕立て伏せ(胸筋)をしております。

このメニューは道具は腹筋ローラーしか使わないのでジムに通ったりするより低コストで済みますよ!

暴飲暴食をしないで、これさえ続けていればめちゃくちゃ太るってことはないです!

肉体労働の職場は比較的出世がしやすい

肉体労働の現場では、営業職とかに比べ出世しやすいと思います。なぜならば、出世願望が強い人が少ないからです。

これは実際に経験済みで、生産改善などの提案を続けていたら、入社3年で製造部門のリーダーになることができました。

僕よりも、スキルの高い先輩はいましたが、「責任を持たされるのはやだ」「めんどくさい」などの理由から、役職に就くのを拒否していたわけです。

その後、僕は1年間リーダーとして『生産管理・人員の配置』などを経験して、現在ではリーダーの時の経験を活かして、高待遇転職に成功しています。

職場でただ一人「中卒」だった僕がリーダーに就任するまでの思考と行動 [製造業]中卒の僕がコンサルタントから学んだ「生産性向上」という武器

ゆっくり考え事ができる

肉体労働の現場って、結構ルーティン化された作業があったりします。

で、慣れてくると無意識化で作業ができるようになってしまうんですよね。

もちろん不良品や事故を起こさないように最低限の意識はしておきますよ!

ハッキリ言って、ルーティン化された作業って退屈で仕方ないんですよね。

でも、考え方によっては仕事中に自分の時間が確保できるわけでもあります。

僕の場合は、よく勉強の段取りやブログの記事ネタを考えたりしています。

働きながら勉強を定着させる為に僕が捨てたもの。自己啓発を7年継続中!!

そうすることによって、あらかじめ考えはまとめてあるのでいざ勉強をしたりブログを書く時にスムーズに、作業に取りかかることができるわけです。

何かプライベートでやらなければいけない時とかは、仕事中に行動を頭の中でイメージしておけるので、無駄な動きも減り、時短にもなるのでオススメですよ!

コミュニケーションが苦手でも黙々と仕事をすることができる

肉体労働は作業が中心ですから、サービス業や営業職みたいに、仕事中に会話を必要とする場面が少ないです。

これはコミュニケーションが苦手って方には良い環境ですよね。

仕事さえ覚えてしまえば、ほとんど人と会話なく業務を行うことも可能になってきます。

中には一日無言で何年も働いている方も普通にいますし。

ちなみに僕は、喋るの大好きなので無言が苦痛です(笑)

人と関わりたくないのなら製造業はオススメ!

仕事が簡単

語弊をまねくかもしれませんが、肉体労働系の仕事は比較的に簡単な仕事が多いです。

僕が社会に出た15年以上前は、熟練工の職人が時間をかけて作っていた製品も、現在では新しい設備の導入で操作さえ覚えてしまえば、誰でも製品が作れたりします。

実際に僕も、数年かけて先輩職人から教わった技術も、現在では技術の進歩により大量生産ができるようなり、ほぼ必要なしとされています。

このように、近年ではコストカットを目的とした機械化が進んでいるので、業務自体は簡単にできるようになってきているんですよね。

なので、肉体労働系の仕事は慣れてしまえば、難しくないもと言えるでしょう。

小さい町工場などで未だに、何十年も前の古い設備を使い続けていたりする場合は、扱いが難しかったりとかはありますけどね。

若い頃から続けていれば並の収入はもらえる

仕事内容も簡単で、賃金もある程度見込めるのなら、労働条件としてはまずまずと言えますよね。

肉体労働は低賃金ってイメージがありますが、10代、20代の若いころから同一系でスキルを身に付けていくと、並程度の収入はもらえるようになります。

イメージとしては、スキルが上がっているのに会社の都合によって昇給しない場合が続くのであれば、「〇〇なスキルがある方」「経験〇〇年以上」の募集条件の企業に転職すると、収入が増えやすいです。(面接での待遇面の話し合いは必須)

ちなみに、僕は高校にすら入学していない中卒ですが、サラリーマンの平均年収は超えています。

残業も一切なしの週休二日でです。

このように、自分のスキルを積み上げていけば、肉体労働でも平均年収くらいは超えることは可能なのです。

もちろん、残業やダブルワーカーで稼ぐというのもあるかもしれませんが、ただ自分の時間を切り売りしているだけにすぎないのでオススメしません。

計画をもって行動していくのが大事なのです。

低学歴だから良い仕事がない?「学歴なしスキルなし」だったら労働条件悪くて当然

容姿を気にしすぎる必要がない

肉体労働者は基本、作業がメインなので必要以上に容姿を気にしすぎる必要がありません。

どういうことかと言うと、営業職であればキレイなスーツに清潔な外観など、相手に不快なイメージを与えないように配慮するでしょう。

しかし、肉体労働者は、対人相手の仕事ではないので必要以上に容姿を気にする必要がないんです。(お客とあったりする場合は除く)

でも、社会人としての最低限の身なりは当然あると思います! たまにいるんですよ。

もともと風呂も毎日入らないような人で、無精ひげに髪も洗ってないのかベチャベチャしているような人で、夏場になると激臭を放つ人が。

いくらなんでも周囲に迷惑をかけるのは避けるべきですよね。

否応なくDIYが得意になる

肉体労働をしていると、DIYが自然と得意になります。

普段から工具や図面を使用しているので、何かを作ったりするのに慣れています。

設計をやっている人であれば、図面から作成できるのでかなり本格的なDIYになるのは間違いなしです。

製造業で図面の読み方が分からない人にオススメの一冊をご紹介!

一家に一人、肉体労働者はいかがですか?

でも、普段から仕事で、ものづくりをしていると、こだわり過ぎてDIYを楽しめないという悩みも・・・・

あとはプライベートな時間で工具を使って作業をしたくない感じもあります(笑)

業務上必要な資格が取得できる(技能講習なども)

肉体労働の現場って、技能講習を受ける必要があったり、資格保持者でなければ作業禁止とかあったりします。

資格や技能講習は自分のスキルアップにも繋がるし、業務上必要であれば、会社で費用を負担してもらえるのでメリットだらけです。

「費用を負担するが〇〇年以内に退職した場合は全額返金」などの条件がある場合もあるので、そこらへんは会社で規定が違うので注意が必要になります。

僕の経験上、資格や技能講習で「返金しろ」などの条件を提示されたことはありません。

例え、返金条件があったとしても、自分のスキルアップのために早期に取り組んでおくのがいいでしょう。

自分の市場価値が上がって、高待遇で転職してしまえば返金したとしても、十分に元は取れます。

低学歴が陥りがちな資格の罠。「役に立ちそうだから」で取得してませんよね?

食事が美味しくなる

運動した後の食事って美味しいですよね。肉体労働も同じで、体をたくさん使った後の食事は格別です。

しかも、運動をしているのでカロリー消費がされているのも嬉しいところ。

僕は全く飲まないんですけど、みんなが口を揃えて言うのは「体を使った後の酒がうまい!!」って、目をキラキラさせながら言うんですよ(笑)

どうやら、うまい酒が飲みたい人は肉体労働がいいらしいです!

下戸で飲み会好きな僕が酒好き達から浴びせられた言葉

でも、仕事で運動しているからって何も考えずに、爆食していると確実に太ります・・・・

何でもバランスが大事なのです。

肉体労働のデメリット

臭いがきつい

肉体労働の現場って結構臭いがキツかったりします。

体を使っているので汗くさいのは仕方ありませんが、環境が悪かったりするんですよね。

僕のやっている製造業なんかは、機械をよく使うので工場内に機械油の臭いが充満していたりします。

今では慣れてしまいましたけど、働き始めた頃は気持ち悪くなったりもしました。

仕事後に友達と遊んでいても、「なんか臭う」とか言われたり・・・・

他には臭いがキツくなくてもホコリっぽいとかもありますね。

消耗品代が必要

作業着や安全靴など、仕事で使う消耗品は支給してくれる企業がほとんどでしょう。

しかし、「支給は年一回」などと経費削減の為、規定されている職場が増えています。

でも、実際のところは作業着も安全靴も、すぐボロボロになってしまいます。

機能上問題なければ良いかもしれませんが、安全靴の硬い部分が取れてしまったりとかは危険ですよね。

そういった場合は自己負担で購入しなければなりません。

会社側からすれば、不必要に消耗品の請求をする人がいるから、規定をするって場合もあるんでしょうけど。

僕の経験や聞いた話だと、「経費削減」が多いです。


成長が少ない

肉体労働は変化が少ないです。特に技術面では、ある程度のレベルに到達すると、一年間全く成長がないなんてことは当たり前におきます。

「仕事が早くなった」ことを成長したと言う人もいますが、僕が思うには仕事が早くなったのではなくて”仕事に慣れた”のが正解です。

誰でも時間をかけたり、回数をこなせば業務スピードは上がっていきます。

一番怖いのが、『成長していないのが気にならなくなること』で、人は向上心を持たなくなったら成長が止まってしまいます。

けれども、悲しいことにいくら自分で成長を望んでも、職場のレベルで成長度合いが決まってしまうのが現実です。

なので、僕は変化し続ける為にも、プライベートで様々なことを学ぶよう心がけています。

歳を重ねるほどキツくなる

「肉体労働を続けていれば健康的でいられる」というようなイメージを持っている人が多いですが、確かに長年肉体労働をしてきた年配の方は、他の職業の同世代よりも体が引き締まっていますが、実際は「腰が痛い」「足がしびれる」「長時間立ってられない」というように、体にムチを打ってる方が大半です。

やはり、肉体労働は若い世代でも大変な部分があるので、歳を重ねてくるとキツくなってしまうのが実際のところです。

若くても重労働で腰を痛め、仕事中は常にコルセットで保護している方だっています。

健康だったけど寒い時期に腰を痛め、そのまま腰痛が回復せず退職になった方もいました。

このように、人間の体力は確実に年齢と共に落ちていくので、「肉体労働をしているから健康」だとは言えないのです。

危険と隣り合わせ

肉体労働の現場には「安全第一」と必ず表示がされています。

常に危険と隣り合わせなので、日頃から意識に「危険回避」をすり込んでおく為でもあります。

いくら怪我をしないように努めていても、危険な作業をしている限り安全とは言えないですよね。

僕も自分では気をつけていたつもりでも、大怪我をしたことがあります。

肉体労働の現場では、「やりすぎでしょ!」と思うくらいの対策をしておくのが、ちょうど良いのです。

自分の身は自分で守らなければなりません。

モチベーションが上がりにくい

肉体労働は新規で顧客を獲得したり、経営改善など、目で見えるような大きな仕事と関わることはほぼありません。

大半の方が企業の歯車となって作業をしています。

極端に言えば『評価をしてもらう土俵』にすら立てていないというわけです。

こいう状況では仕事をするモチベーションは上がりませんよね。

モチベーションが上がらなければ、仕事自体が苦痛になってしまいます。

モチベーションを上げるには、自分でやりがいを見つけ出す必要があります。

若い世代は同年代が少ない

肉体労働の現場に若い世代が少ないのは、今後ますます増えていくでしょう。

大学への進学率が上がり続け、現在では50%(2017年現在)に到達しています。

そうなってくると、学歴を必要としない肉体労働には若い世代が、今以上に集まらなくなってきます。

新卒で、「町工場や土木の仕事がしたいです!」なんて人はなかなかいませんよね。

土地柄にもよると思いますが、僕は10代、20代の頃はほとんど同年代がいませんでした。

会社側が心配してくれて、「友達とかで働きたい人誘ってもいいよ?」と声をかけて頂きましたが、肉体労働をすすんで、「やりたい!」なんて人は周りにはいませんでした。

単純労働(日雇いなど)は賃金が低い

メリットで、「仕事が簡単」「並の収入はもらえる」を書きましたが、その反面で『単純労働のみ』の肉体労働をしてしまうと、賃金が低くなってしまいます。

肉体労働をするにしても、今後のことを考えると単純労働ではなく、資格やスキルを積み上げていける業種を選んだほうがいいです。

自分の労働を対価に変えている限りは「どうやったら自分の市場価値が高まるか?」を徹底して考えたほうが賢明なのです。

何か特別な理由がない限り単純労働はオススメしません。

ルーティンワークがきつい

これもメリットで、「ゆっくり考えごとができる」で書きましたが、その反面で忍耐力が必要とされます。

肉体労働はルーティンな仕事が多いです。特に製造業では、大量生産の注文が入れば、一週間同じ体勢、同じ場所、同じ作業を永遠に繰り返すことなんてよくあります。

一日中同じ作業をしていると、とても時間の流れが遅く感じ、初めて作業する人にとっては地獄のように感じます。

この無限ループのような作業に耐えられずに退職する人もいるくらいです。

しかし、繰り返し作業で忍耐力を身に付けてしまえば、他のことにも役立つでしょう。

肉体労働以外への転職が難しい

いざ、肉体労働ではなくホワイカラーと呼ばれるような職業に転職しようと思っても、難しいものがあります。学歴も必要になってくるし、肉体労働の職場では身につかないスキルが必要になってくるからです。

僕の知る限りでは、ブルーカラーからホワイカラーへ転職した人は、ほとんど見たことがありません。

逆に、ホワイカラーからブルーカラーに転職した方は何度も見たことがあります。

本気で転職をしたいのであれば、若いうちに動いた方が良いでしょう。「学歴なし、経験なし、スキルなし、コネなし」であるのなら、若さだけで勝負するしかありません。

若い肉体労働者は転職しまくれ!15年以上のキャリアから理由を具体的に解説する

最後にまとめ

自分が「どういうライフスタイルを求めるか?」によって、メリット・デメリットは全く違うものになります。

僕の場合は、自己啓発が趣味なので勉強時間が確保できる職場が理想です。

その為に、できるだけ通勤が近くで拘束時間が短い企業を選んでいます。

すでに肉体労働をしている方も、これから肉体労働を始める方も、ぜひ自分のライフスタイルにあった職場を探してみて下さい。

おわり!

4 Comments

とおりすがり

元肉体労働者です。
当たってますね。業種にもよるが給与も悪くなく二十代半ばで日当¥16000位は貰ってました。職種によれば倍以上貰ってる人もいましたね。
デメリットは慣れてしまえばルーチンワークでそれ以上技術はつかず、海外出張も無いという位かな。

返信する
yota

とおりすがりさん

コメントありがとうございます。

僕も同じ考えです。

肉体労働って業種によって給与の差が大きい部分ありますし。

世間的には良いイメージがない肉体労働でも、十分なキャリアを積んでいけば、並以上の収入を手にいれることもできますよね。

一定レベル以上の技術が身につかないのは、痛いところです。

返信する
ゆう

工場いくつか経験したものです。
肉体労働は確かに年取るときつくなって来ますよね。
自分も30超えて段々感じて来ていて工場から
サービス系に行こうとしています。
給与面ですが大手ですとそれなりですが
中小はかなり厳しいので他に行ったという話結構
聞きます。
若者が肉体労働を嫌い人手不足になり
特に工場派遣はアルバイト並も給与ですので
かなり深刻みたいです。

返信する
yota

ゆうさん

コメントありがとうございます!

なるほど。

サービス系への転職を考えているんですね。

「若者が肉体労働を嫌う」のはどこも同じだと思います。

まぁ、同族経営の中小ばかりですが、僕がやっている業界では跡継ぎでさえ「肉体労働がやだ」って別の職を選択したりしています(笑)

若者が育たないので30半ばでも「若い部類」に入ってしまうのが現実ですかね・・・・

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