[製造業]同族会社で働くのは実際どうなの?経験からお答えします!!

こんにちはyota (@yota_28351)です!

皆さんは「同族会社」ってどう思います?

僕は今までに製造業の同族会社(規模は50人未満)を3社経験してきました。

その中では「同族会社っぽいなぁ」と思うことが多々あったわけです。

この記事では僕が今まで実際に経験してきた「同族会社」について紹介します。

同族会社に就職または転職を考えている人の参考なれば幸いです。

組織形態になっていないワンマン会社

3社同族会社を経験してきて1社以外は「ワンマン会社」でした。

とにかく「社長の指示は絶対的」な雰囲気が強く、管理職はもちろん従業員は「言われたことだけをする」というような思考停止状態です。

作業効率なんてものは全く考えてないし、効率を上げようと努力することすら、おかしい感じなんですよね。

何十年もの昔から同じやり方を続けている人だっているくらいでした。

 

僕が作業効率を考えて手順を変えたことがあっったのですが、結果を見ずにあっさり却下されたことがあります。

「昔からこのやり方だから」という理由で。

すごいですよね。

良い歳した40~50代の大人が、社長に褒めてもらいたいが為にだけに仕事をしているんですから。

ルーチンワークの仕事で、手際よく作業ができていたので、社長に褒められた人がいました。

社長に褒められたのが嬉しすぎて、普段ではありえない作業スピードで一日続け、そのまま腰を痛めて翌日休んだ人もいましたね。

社長がちょっと引いてましたよ(笑)

ちなみにワンマン会社ではなかった、1社だけは学べることが多く製造業に大切な「生産性」を学ぶことができました。

噓のような話ですけど昔は社長の機嫌を損ねると退職するまで追い込まれるとかあったらしいです。

今だったら完全にパワハラで騒ぎになるようなやり方で。。。

公私混同

今まで働いてきた同族会社はどこも「公私混同」な部分がありました。

例えば、

  • 折衝のついでにプライベートな用事を済ませる
  • 経営者の子供が職場内で遊んでいる
  • 一日中ネット通販
  • 社員に家族の送迎をさせる
  • 社員に自宅の掃除をさせる
などの経営者一族のプライベート的な部分が、当たり前にあったわけです。

「経営者なんだから当然」と言われてしまったら仕方ありませんが、「仕事を与える側」と「仕事をもらう側」の身分の違いがよくわかりますよね。

同族会社ってよく「社員はみんな家族」とかありますけど、確実に違うとこもあるし同族で経営している分「部外者」という感覚が強いように思えます。

でも、僕の子供に毎年、お年玉をくれていた経営者もいるので、人それぞれなのかもしれません。

経験上だと同族会社の場合、初代や二代目経営者あたりが、一番社員のことを考えているような気がします。

三代目くらいから少し違ってくるような感じですかね?

能力的に怪しい後継者

同族会社だと後継ぎは経営者の子供が基本だと思います。

個人的な感覚だと製造業の場合、

  • 初代:めちゃくちゃ現場仕事ができる。経営スタイルはワンマン
  • 二代目:初代ほどではないが現場仕事ができる。会社の規模を広げてたり経営能力が高い
  • 三代目:仕事に対する意欲が低かったり、社会経験が社員より乏しいなど不安な面が多い。
のような感じです。

時代の影響もあるのかもしれませんが小さな同族会社だと「三代目」で何かしらの大きな出来事が起きているような気がします。

実際に3社働いたうちの1社は倒産しているんですが三代目の代です。

さらに、もう1社では三代目が「会社を継ぎたくない」という理由で後継ぎがいなくて困っていました。

よく「三代目が会社を潰す」なんてことを聞きますがあながち噓ではないのかもしれませんよね。

僕が製造業を始めたばかりの頃、団塊世代(1947年-1949年生まれ)の職人達が「三代目は何も苦労してないから何もできない」なんて言っていて、当時は単純に妬んでいるだけかと思ってましたが、いくつかの会社で三代目を見てきて何となく理解できるようになりました。

まぁ、優秀な人もいるんでしょうけど、似たような傾向はあると僕は思いますね。

製造業で同族経営の中小企業だと今の時代は三代目が多いんじゃないかな?

家族内争い

同族経営だと身内で争っていることがあるんですよね。

僕は実際に権力争いを目の当たりにしました(笑)

初代と二代目の争いで経営に口を出したい初代と、口を出して欲しくない二代目とでよくバトルを繰り広げていたわけです。

挙句の果てには初代を会社から追い出そうとして、激怒した初代は社員に「二代目はろくに仕事もしないのに○千万給料取ってる」やプライベートなことを言いふらすなど収拾がつかなくなってました。

始めのうちは社員も仲裁していましたが、段々と面倒になってきて、最終的には放っておくようになったわけです。

よく社内で親子で罵りあってましたよ!

初代の時代に雇われた人達は二代目と板挟みになって何だか大変そうでしたが、僕は初代とは全く無縁なので何か言われても聞き流しまくりです。

偉そうなことは言えませんが、身内で争うほど醜いものはないと僕は思いますね。

良い大人なんだし。

ちなみに僕は二代目の奥さんに口答えしてしまって、一ヶ月ほど通勤片道3時間の別工場に飛ばされたことあります(笑)

社員の私物化

どこの会社でも権力を振りかざす人がいると思いますが、社員の私物化が酷いとこがありました。

僕が製造業を始めたばかりの20歳ごろは社長一族の送り迎えをよくさせられました。

病院の送り迎えや孫の学校へ車で迎えに行ったり。

一般企業でもこういうことはあるもの何ですかね?

この会社はもう潰れてないんですが、年齢が若いとやたら個人的な用事に使われていた気がします。

みんなの三時のおやつにシュークリームとかも買いに行ったこともあったけなぁ。(しかも社長たちの分だけで買いに行った僕以外の人達はなし)

古株の社員だと社長宅の掃除で一日潰れるとかもありましたね。

 

仕事が一日、掃除で終わってしまうんですからヤバいです(笑)

一番迷惑だったのが、先代夫婦から休日に自宅に電話がくることでした。

「子供にお菓子あるから取りにきなさい」って早朝に電話がくるわけです。

始めの頃は理由つけて断ってたんですけど、途中から居留守を使うようになりました。

気付いているのか分からないけど「あなた、いつも家にいないね」なんて言ってましたよ!

普通に会社で渡してくれればいいのに。。。

僕が経験した同族会社で働いて良かったこと

同族会社で働くメリットは物事がプラスの方向に働くと恩恵が厚いということだと思います。

やはり収入面のメリットですね。

同族あるあるかもしれませんが「社員はみんな家族」ってよくあるじゃないですか。

中には胡散臭い所もありますが、僕が経験したのは入社間もない時期にボーナスを支給してくれたことです。

ある同族会社で働いている時の冬のボーナスで入社1ヶ月程度の僕に「子供がいて大変だろうから」なんて理由で、20万ほど支給してくれたことがありました。
通常であるなら半年以上勤務していないと支給されないのですが、勤務態度を見て社長が特別にくれたわけです。

これは同族だからこそではないでしょうか。

他にも本当に家族のように接してくれる場面が多々ありました。

でも、距離感が近すぎて、ちょっと鬱陶しいと感じる時も。。。

風通しの良い同族会社では比較的に社員を大切にしてくれると思います。

僕が経験した同族会社での嫌な経験

僕が同族会社に面接に行った時のことです。

未経験業種だったんですが面接をした社長が気に入ってくれて雇ってもらうことが決まりました。

雇ってもらえたとこまでは良かったんですが、入社当日、僕を採用した社長に「実は現場責任者の息子(後継ぎ)に未経験者を雇うのは反対された」と言われたわけです。

いろいろと説得はしてくれたらしいですが、ダメで結局は「まぁ、何とか頑張って!」と現場に投げ込まれ、後継ぎに思いっきり無視されましたね。

一日目は見かねた納品担当者が僕を外に連れだしてくれましたが、二日目は何を聞いても無視され続け、昼休みに社長に事情を伝えあっさりと退職となったわけです。

当時、僕は十代でしたが「こんな対応する大人がいるのか」とめちゃくちゃ勉強になりましたね。

最後に

町工場だとかなりの確率で同族会社だと思います。

今、勤めている会社の同業の取引先でも同族会社ばかりですね。

「同族が良い悪い」とかではなく、「同族ならではの経験ができる」という点では面白いので、一度は働いてみることをオススメします。

どこの会社で働いていても良いとこ悪いとこありますし。

この記事でお伝えしたように、良い方向に働けば同族会社は働きやすいと思いますよ!

おわり。