ホワイト企業への就職に学歴や資格は必須か?

こんにちはyota (@yota_28351)です!

今回は労働問題の専門家のベンゾーさんが当ブログに寄稿してくれました!!

会社勤めする社会人にとっては、「労働環境」って本当に大切ですよね。

僕自身も職場のストレスから心療内科にかかったことがありますし。

ブラック企業は避けたいところですが、実際に働いてみないとわからないところもありますよね。

この記事では、労働問題の専門家であるベンゾーさんが「ホワイト企業への就職」について「学歴」と「資格」を踏まえて詳しく解説してくれました。

ぜひ、最後までお付き合いくださいね!

ベンゾーさんの寄稿文

お疲れ様です。

ベンゾー(@zangyoujigoku)と申します。

労働問題の専門家をやっています。

この記事では「ホワイト企業への就職に学歴や資格が必要なのか?」という疑問について、実際にホワイト企業に勤めている方や、僕自身の経験談ををもとに解説していきます。

この記事はこんな方に読んでもらいたい内容になっています!
  • 大学生活も後半となり、そろそろ卒業後の進路を考えなければならない。
  • 就活のことを色々調べてみると、「学歴フィルター」というものがあったり、卒業までにある程度資格を持っていなければならないという話を目にする。
  • 実際、自分はそんなに良い学歴とは言えないし、資格だってなんとなく取った簡単なものがあるだけ。。。
  • 学歴はともかく、資格なら今からでもがんばって難関資格に挑戦するべきだろうか?
  • そもそも学歴とか資格が無いと、本当に就活は失敗しちゃうのだろうか?

「学歴や資格(特に難関資格)は就活で必須なのか?無いと失敗しちゃうのだろうか?」

この疑問の結論を最初に書くと「学歴や資格を見ていない企業の中にも、ホワイト企業はたくさんあるから大丈夫」です。

僕は本業で「社会保険労務士事務所」という労働に関する専門家集団の中で働いています。

その中の業務として、企業側から社員のことに関する悩み相談の受け口 になったり、ボーナスや昇給の試算を行ったりしています。

また、趣味として個人ブログの運営を行っています。

その中で「【ホワイト企業の特徴まとめ】実際に勤務してる人に聞いたリアルな情報」という企画を行いました。

その企画では「ホワイト企業へ入社の敷居は高いか低いか」という質疑応答も行っています。

こうした経験から、最初に申し上げた「学歴や資格を見ていない企業の中にも、ホワイト企業はたくさんあるから大丈夫」という結論になりました。

体験談も交えつつ詳しく解説をしていきますので、是非ご覧になってください。

【結論】学歴や資格を見ていない企業の中にも、ホワイト企業はたくさんあるから大丈夫

いきなり結論を言いますが、ホワイト企業(人によって定義は異なりますが・・・)は必ずしも高学歴や難関資格保有者だけを採用しているわけではないです。

少なくともボーナスで100万円以上出すような会社や、まったく残業の無い会社であっても、地元の普通の大学卒業生や、特別な資格を持たない人を採用しているケースは頻繁に見ます。

「自分は学歴も資格も無いから、ブラック企業に行くしかない・・・」と悲観することはありません。

ボーナスで100万円出す会社も、地元の普通の学卒の人を採用してる

冬のボーナス支給額は平均43万1439円――。お金の情報サイトなどを運営しているGVが、ボーナスが支給されるビジネスパーソン(79.0%)に聞いたところ、このような結果が出た。
~中略~
「100万円以上」は4.9%

引用元:ITmedia ビジネスオンライン「冬ボーナスの平均は43万円、昨年と比較してどう?」

ボーナスで100万円以上貰っているサラリーマンは4.9%しかいないんです。

ちなみに1番多いのは30万円以上~40万円未満で、20.4%だそうです。

100万円以上のボーナスを支給するのが、どれほど珍しいことかがわかるかと思います。

じゃあ100万円以上のボーナスを支給する会社は、やはり入社するのも難しく、学歴や特別な資格が必要なのか?

そんなことはありません。

僕の知っている会社だけでも、従業員数100人もいかないくらいの中小企業で、100万円以上支給しているところはいくつかあります。

その会社に入社する人は特別な資格を持っているわけでもなければ、首都圏の有名大学を卒業しているわけでもありません。

地元の普通の大学を卒業したような方でも、積極的に採用しています。

なぜボーナスで100万円以上も出せるかというと、それだけ会社が儲かっているからです。

そういう意味では、これから儲かりそうな事業を手掛けている会社を見つけることが大事かもしれませんね。

まったく残業の無い会社も、違う専攻内容の人を採用してる

残業による過労で身体を壊したり、自殺をしてしまったりというニュースは、残念なことにそれほど珍しくありません。

毎年何回か似たようなニュースが流れています。

実際、僕自身も月の残業だけで170時間くらい働いたことがあります。

そんな経験をしたからこそ、次は残業をしない仕事をしたいという想いで転職活動をしていました。

というように、残業が多い=ブラック企業と思われても仕方がないご時世。

逆に言うと残業が少ない=ホワイト企業と言っても過言ではないかもしれませんよね。

ではそんな「残業時間の少ない会社」はやっぱり入社の敷居も高く、高学歴や難関資格を持っている人を採用しているのでしょうか?

そんなことはありません。

実際、残業も少なく有給休暇も使いやすい、年間休日も少なくとも120日はあるという会社で、学歴や資格を重視しない採用を行っているケースが多々あります。

それどころか、まったく専攻内容の違う学部から採用していることもあります。

それだけ学歴に注目していないということですね。

残業の少ない会社というのは、受注が安定しており、大きなトラブルが起きないほど精査された仕事をしているような場合に多いです。

同じような発注元が同じような仕事を毎回出してくれるので、営業活動に奔放することも無く、ノウハウの無い仕事をすることもありません。

「つまらない」と感じる人もいますが、残業も無くある程度の収入も得られる環境というのは、素晴らしいものです。

少なくとも残業を170時間もやっていた僕には良い環境に見えますね。

【例外】業務上必要な資格は重要

  • 大学は地元の普通のところ
  • 専攻内容が違っても気にしなくて良い
  • 資格もそれほど重要視していない

という話をしてきましたが、例外として「業務上必要な資格は重要」ということを解説します。

資格は大きく分けて2種類あります。

1つは「知識の豊富さを担保できる資格」です。

例えば基本情報技術者や英検・漢検などの資格です。

もう1つは「業務上必要な資格」です。

代表的なのは医師免許、弁護士などですね。

ここまでの難関資格でなくても看護師や大型免許なんかも同様です。

「知識の豊富さを担保できる資格」も立派な資格です。

しかしこれが無ければ特定の業務ができないというわけではないですよね。

実際、案件の受注要件として高度な資格保有者が社内に一定数いることが求められることもあります。

ただ、給与面では基本的に優遇されることは無いです。

一時金として数万円支払われるくらいですね。

一方「業務上必要な資格」は、給与面で優遇されることが多いです。

一時金ではなく、永続的に資格手当などの名称で数千円~数万円を支給され続けることが多いです。

それくらい重要視している会社が多いということです。

もしこれから何か資格を取ろうというのであれば、「業務上必要な資格」の取得を目指すことをオススメします。

ホワイト企業に入るために必要なこと

「高学歴や特別な資格保有者でなくても、ホワイト企業に入れるということは分かった。じゃあどうやってホワイト企業に入れば良いのか知りたい」

ここでは実際にホワイト企業に入社した人が、どのような方法で入社したのかを調査した結果を解説します。

是非参考にして、ホワイト企業に入社できるようになってください。

自分の価値観と会社の方針の一致具合の事前調査

自分が働く上で大事にしていることと、会社の運営方針が一致しているかを事前に確認することが大事です。

「ホワイト企業で働きたい!」って願っても、そもそも何をもって「ホワイト企業」と呼ぶかという問題があります。

  • 給料が高い
  • 残業が少ない
  • 働きやすい

色々な基準がありますよね。

これらは自分の価値観次第なわけで、みんなが同じというわけではないですよね。

例えば僕が過去に勤めていた会社は、残業が多い代わりに給料は高かったです。

若い人でも年収500万を超えることも珍しくありませんでした。

ただし、残業時間は月に100時間を超えるのが当たり前という状態。

また別の会社では、残業らしい残業がほぼ無い代わりに、年収が平均以下という状態でした。

どちらの会社でも、現状に満足している人は多かったです。それぞれ価値観に合った職場だったんでしょうね。

つまり、自分が働く上で大事にしていることと、会社の運営方針が一致していることが大事なんです。

これを入社する前にしっかり確認しておくことが、重要です。

入社前の確認としては

  • 会社の口コミサイトを利用する
  • 面接で確認する

という方法があります。

会社の口コミサイトというのは、実際にその会社に勤めたことのある方が、匿名でその会社の情報を書き込んでいるサイトのことです。

あまり会社が表に出したくない悪い話なんかも聞くことができます。

こういった情報は会社に聞いても濁されやすいですからね。

ただし口コミサイトでは数年前に勤務していた人が情報を書き込んでいる場合があります。

要するに古い情報かもしれないということです。

面接で直接会社の人に確認をすれば、最新の情報を教えてもらうことができます。

ただ、面接の場では聞きにくいこともあるので、口コミサイトとの使い分けをしていくのが無難ですね。

募集のタイミングを逃さない

新卒入社ではなく、転職でホワイト企業に入った方の多くは「たまたま募集が出ていたから申し込んだら受かった」と言っていました。

また、「滅多に募集をしていない」とも言っていました。

要するに「運が良かった」ということになりますね。

ただ、ホワイト企業が募集を出すというチャンスをものにするために、いつでも転職活動ができる準備をしておくのは大事です。

良い会社を見つけたから転職サイトに登録をし、職務経歴書を作っていたんじゃチャンスを逃してしまいます。

あらかじめ転職サイトの登録や、職務経歴書や履歴書の作成を行っておくことをオススメします。

学歴や資格よりもっと大事なものが山ほどある

働く上で何を重要としているかは人によりますが、学歴や資格を直接重要としている方は少ないんじゃないでしょうか?

少なくとも僕は学歴や資格を見て一緒に働きたいかを判断したことはありません。

最後に僕が一緒に働いてきたことのある人の中で、これからも一緒に働きたいと思った人達の特徴を紹介していきます。

課題を見つける力

仕事をする上でトラブルやミスは必ずあります。

そんなときに大切なのが、なんでトラブルやミスが起きたのかという原因(課題)を見つける力です。

これを見つけることができないと、「もっと気を付ける」という改善策しか出てきません。

気を付けるのも大事ですが、マンパワー的に限界があります。

今まで1時間チェックしていたところを2時間チェックするようになれば、色々なトラブルやミスを防ぐことはできると思いますが、そんなことをしていたら時間が足りなくなります。

もっと根本にある原因を見つけることができれば、低コストでトラブルやミスを減らすことができます。

新しいルールを作る力

不便な仕事のやり方に対し、不満を言いつつも特に変えようとしない人が多いです。

ずっと昔に担当していた人間がたまたま行った方法を、ずっと変えずに行っているわけです。

そんな人よりも、次々と新しいやり方を考えて提案していってくれる人の方が圧倒的に優秀ですね。

「よくわからないから同じ方法をする」という気持ちもわかりますが、ちょっとずつでも良いので新しいやり方で業務の改善をしていく方が良いです。

新しいやり方は、長年同じ組織で働いている人間よりも、つい最近入ってきた人の方が見つけられることが多いです。

きっと既存の目線が少ないからだと思います。

だから「まだまだ未熟な私なんかが意見するなんて・・・」と思わずに、「なんでこんなやり方をしているのか?」ってことにどんどんツッコミを入れていけるようになってください。

切り捨てる判断力

仕事をしていると、色んな人にサービスをすることになります。

取引先の人、同僚、先輩、上司、後輩などなど。

それらの人に頼み事をされて対応をしていると、いつまで続ければいいのかって話になってきます。

頼みごとを全部断れとは言いませんが、ある程度のところで断ることができる力が必要です。

よく勘違いされますが「自分さえ我慢すれば大丈夫」って人がいます。

しかし大体の場合、頼みごとをした人は別の人にも同様の頼み事をします。

そして断られると「あの人はやってくれたのに」と言います。

こうならないためにも、我慢をすることなくある程度のところで相手を切り捨てていくことが大事です。

しかし、実際は切り捨てることができずに受け入れ続けている人が多いです。

まとめ

  • 学歴や資格はホワイト企業に入る上で重要ではない
  • 自分の価値観と企業の方向性、タイミングの方が重要
  • 実際に働く上でも、学歴や資格より重要なことが多い

本当はこういう意見を言う人が高学歴や難関資格保有者であれば良いのですが、僕は大した学歴もなく、さほど珍しい資格を保有しているわけでもありません。

ただ、色んな人と関わる経験をしてきた中には、有名大学を卒業した人や、難関資格を保有している人もいます。

それらの人がみんなホワイト企業に入っているわけでもなく、仕事で優秀な成績を収めているわけでもありません。

でもやっぱり高学歴の人や難関資格を保有している人は、地頭が良いというか理解力や記憶力にすぐれた人が多いなぁという印象です。

とは言っても本文でも書かせていただいた通り、学歴や資格よりももっと大事なことが山ほどあります。

だから学歴が無いことや資格を持っていないことに悩むことはありません。

適材適所と言うように、自分の力を発揮できる場所で戦えるように努力をした方が良いです。

最後にyotaから

いかがでしたか?

今回の記事のような「リアルな情報」って中々、聞くことができませんよね。

これが「寄稿記事」のメリットだと思います。

今回、寄稿してくれたベンゾーさんはブログ運営もされているので、この記事のような良質な情報を得ることができます。

また、仕事の悩み相談もされているので、悩みを抱えている人は相談してみるといいでしょう。

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