女性として高学歴で良かったこと、困ったこと。出産後のキャリアにおいて大事なこと

こんにちはyota (@yota_28351)です!

今回は大学院を出て博士号を取得された女性の「あこさん」が当ブログに寄稿してくれました!

ご自身のリアルな経験に基づいているので、かなり参考になりますよ。

僕のような低学歴からしたら「高学歴で困ることなんてあるの?」なんて思ってしまいますが、良いこともある反面、「高学歴女性」ならではの悩みもあるようです。

とても詳細に書いて頂いているので「高学歴女性」の事がよく分かります。

ぜひ、最後までお付き合い下さいね。

この記事はこんな疑問にお答えします。
  • 大学院の進学って就職に有利なの?
  • 女性の高学歴って、無駄なの?婚活に不利って本当?

この記事を書いている私 (@ako_momoftwo)は、某旧帝大の大学院博士課程を出て、博士号を取得しています。また、結婚して2人の子どもがいるママでもあります。

この記事では、自分の経験から、

  • 高学歴で困ったこと・良かったこと
  • 学歴が必要なかったと思ったこと
  • 高学歴女性の配偶者選び(婚活)
  • 女性のキャリアにおいて学歴より大事なこと
について解説します。

結論をざっくり言うと、

  • 仕事の選択肢が一番多いのは大卒。
  • 日本では、修士はあっても良いが、博士は就職には有利にならない。
  • 女性の高学歴は、配偶者選びにはむしろ有利。
  • 女性のキャリア的には、学歴よりホワイト企業の正社員になることが大事

です。

女性として、高学歴で困ったこと

高学歴であることで困ったことは、以下の3点です。

  1. 博士課程まで進学すると、進路の選択肢が少なくなる
  2. 時短・パートの仕事をしようとすると逆に敬遠されることも
  3. 大学でしか勤務経験がないと、「社会人経験あり」とみなされず、就活で不利
それぞれ解説していきます。

博士課程まで進学すると、進路の選択肢が少なくなる

これは男女ともに当てはまる話ですが、

日本においては、大卒や修士卒は就活で優遇されるのですが、博士卒は

  • コミュニケーション能力が無いと思われている
  • 専門を活かせる仕事が少ない
ということで、仕事の選択肢がむしろ狭くなります。

研究者や大学教員を目指すのであれば、博士課程に進学した方がいいのですが、一般企業への就職を考えているのであれば、あまりメリットはありません。

一般企業で博士が優遇されるのは、製薬企業など、研究所がある企業に限られます。

時短・パートの仕事をしようとすると逆に敬遠されることもある

子どもが生まれてからは、時短の方が働きやすいので時短の仕事を探すのですが、博士号を持っていると逆に敬遠されることもあります。

時短の経理の仕事をやろうと思って、簿記の資格を取得し、小さな会社に応募し、面接したのですが、

「なぜ博士号を取った人がうちに応募するのか?」ということで、不思議に思われて採用されなかったことがあります。

経理は会社のお金を管理する仕事なので、少しでも不審な要素があると弾かれてしまうようです。

小さな子どもがいる母としては、なるべく時短で子どもを早くお迎えしたいという希望があり、パートや時短の仕事がいいのですが。

このように、高学歴でパートに応募するときは不利なことがあります。

大学でしか勤務経験が無いと、「社会人経験あり」とみなされず、就活で不利

大学での勤務経験は、社会人経験ありとみなされないことがあり、就活で苦労することがあります。

私は大学に勤務し研究を行っていましたが、出産を機に退職しました。その後、子育てが落ち着いたので、とある求人サイトで仕事を探していました。

その求人サイトで、いくら応募しても求人サイト側で不採用になってしまうことがありました。

おかしいと思い、求人サイトに問い合わせたところ、

「企業様での勤務経験が無い方は、社会人経験がないので、求人によっては他の方を応募を優先させていただきます。」

ということでした。

とても残念な気持ちになりましたが、その求人サイトでの応募はそれから諦めました。

このように、大学にばかり長いこといると、就活で不利なことがあります。

女性として、高学歴で良かったこと

ここまでの話だと、高学歴すぎると良いことないと思われるかもしれませんが、もちろん良いこともあります。

自分が高学歴で良かったことは、下記の4点です。

  1. 勉強してきたことが様々な場面で役立っている
  2. 良い条件の在宅の仕事に巡り会えた
  3. 学歴パワーで書類審査をパスできて、就活が時短になることもあった
  4. 配偶者探しでは有利
配偶者探しについてはあとで詳しく書きます。ここでは、残り3点について解説します。

勉強してきたことが様々な場面で役立っている

博士課程まで進学して一番よかったこととしては、勉強してきたことが役立っているということです。

  • ニセ科学・ニセ医療の情報に騙されない
  • 英語で書かれた記事や論文からも、情報を得られる

ニセ科学・ニセ医療の情報に騙されない

世の中にはニセ科学・ニセ医療についての情報が溢れています。

  • 「抗がん剤は効かない」「ワクチンは危険」という本
  • 水素水
  • プラズマ○ラスター
  • クレべ○ン
  • 血液クレンジング
そういったニセ科学情報に騙されないのも、これまでに勉強してきたことがあるからです。

また、

  • 無駄な成分を含まない化粧品を選ぶ
  • むやみにサプリに頼らない
  • 栄養バランスの良い食生活
  • 適切な風邪・インフル予防
など、自分や家族の健康にも役立っています。

英語で書かれた文章や論文からも情報が得られる

気になることがあれば、英語で書かれた文章からも情報が得られるのは、英語を学んできたからです。

また、論文のデータを見て、その信ぴょう性やエビデンスの強さをある程度、評価できたりします。

そういったことができるのは、博士課程まで進学したからだと思います。

良い条件の在宅の仕事に巡り会えた

博士課程まで進学すると、就活ではマイナス面が大きいというお話もしましたが、今の仕事は博士号が活かされています。

今の仕事では、学術論文を調査し、そのエビデンスの強さを評価し、企業へアドバイスするコンサル系の仕事をしています。

在宅にしては良い条件で仕事をすることができているし、自分の得意なことを活かせているので、良かったと思っています。

また、小さな子供がいるので、在宅で働けるのが非常に良かったです。

学歴パワーで就活が時短になったことも

学歴パワーで就活が時短になったことが今まで2回ありました。

気になる求人について、自分が条件に合っているのか確認しようとメールで問い合わせたところ、書類審査をパスしていきなり面接になりました。

しかも、2回とも遠方から面接する人が出向いてくれたのです。

その2回のうちの1回が、今の仕事です。

問い合わせのメールの中で自分の経歴を自己紹介したことで、「欲しい人材である」と思ってもらえたのでしょう。

このように、求人と自分の適性がマッチしていると、学歴パワーで就活が時短になることがあります。

学歴が必要なかったと思った経験

学歴が役立ったことも多いのですが、学歴が必要なかったと感じる経験もありました。

学歴だけでは、自分の自信にはつながらなかった

私が進学した大学院のレベルは高かったので、自分は下の方でした。

そのため、学歴があることで自信になるどころか、「自分はできない」と思ってしまうことの方が多かったのです。

周りの人に自分の学歴について褒められても、褒められた気はせず、自分に自信を持てずにいました。

大事なのは、誰かの役に立っている実感があること

大学院のときも大学勤務のときも、自分に自信がなくて心がスカスカだったのですが、今の仕事に出会ってから、自分に自信を取り戻すことができました。

仕事を通して、一緒に働く人に感謝されたり、企業の方に感謝されることで、自分の心がようやく少しずつ満たされるようになりました。

そういう意味でも、今の仕事に巡り会えたことに感謝しています。

学歴よりも大事なのは、何を学び、どんな価値を作り出せるか

もし、学歴を何かのステータスとしか捉えていないのであれば、進学はおすすめしません。

何かを学ぶことで得たものの方が、圧倒的に価値があります。

学んだことを仕事に活かし、何か新しい価値を作りだせるのが、進学して学ぶことの一番のメリットではないでしょうか。

逆にいえば、もし何かの価値を勉学以外で作り出せるのであれば、学歴は必要ないと言えます。

そして、何かの価値を作り出せる人は、自分が満たされるし、稼げるようになります。

女性の高学歴は婚活に不利?

話は変わって、配偶者選び(というか婚活)において、女性が高学歴であるのは有利なのか、不利なのかという話をします。

「女性の高学歴は婚活に不利」という話はよく聞くのですが、私はどちらかというと、有利なのではと思っています。

自分が高学歴だと、高学歴の男性と付き合いやすいし、離婚率も低い

付き合いやすい相手というのは、価値観や考え方が近い人だと思うので、自分が高学歴だと自然と付き合う相手も高学歴になりがちです。

職場や学校で出会ったとすると、なおさらその傾向が強まります。

また、学歴が高い男性の方が、年収が高い傾向にあります。(※あくまで全体の傾向です)

国内の学歴別年収によると、大卒以上の男性の方が高卒の男性よりも、平均収入が185万円高いです。

つまり、高学歴の女性は、付き合う相手も高学歴になることが多く、年収も高い傾向にあります。

私の場合はそうでもないので、「高学歴で良かったこと」には書かなかったですが、女性ももちろん高学歴の方が全体的に収入は高いです。

また、海外のデータですが、大卒女性の方が高卒以下の学歴の女性より離婚率が38%低いという調査結果があります。

したがって、学歴が近い相手を選びがちという前提と合わせると、高学歴の女性は

  • 離婚率が低い
  • 結婚相手の収入が高い傾向にある
ということで、配偶者選びにおいても有利といえます。

女性の学歴を気にする男性は、そもそも選んではいけない

女性の方が高学歴だと、そのことを気にする男性が多いという話もよく聞きます。

ですが、そもそも自分より学歴が高いことを気にしている男性を選んではいけません。

そういう男性は、プライドが高く、満たされていない人です。

女性の学歴を気にしない相手を選ぶのが良いと思います。

女性のキャリア形成において学歴より大事なこと

女性のキャリアという観点から考えると、学歴より大事なことがあります。

女性のキャリアの分かれ道は、

  • ホワイト企業の正社員になるかどうか
  • 出産後も正社員を維持できるか
にかかっているといっても過言ではありません。

(ただし、正社員でなくても稼ぐ道はあるので大丈夫)

働きやすく、稼ぎやすいのはホワイト企業の正社員

男女ともに言えることですが、働きやすく、稼ぎやすいのはホワイト企業の正社員です。

そもそもホワイト企業の正社員になるには、大卒の方が見込みが大きいというのは確かにあります。

大学を出るのも大事かもしれませんが、それ以上に大事なのは、就活のときにホワイト企業を見極めるということです。

くれぐれも、残業ばかりのブラック企業に入らないようにしましょう。

正社員として育休復帰するのが保活でも有利

出産後に育休復帰せずに、仕事を退職してしまうと、仕事探し・保育園探しでも苦労します。

産後にフルタイムで働くのは、周囲のサポートが無いと難しいので、産後は時短ワークになりがちです。

そうなると、産後に仕事を探し直す場合に、正社員に戻れる可能性はとても低くなります。

正社員でないと、時短でも高待遇で働ける可能性が低くなります。

そもそも育休復帰ができるのは正社員に限られているので、出産前から正社員でいるのがベストということになります。

したがって、女性の場合は特に

  • まずホワイト企業に正社員として入ること
  • 出産後も正社員で働き続けること
が重要になってくるというわけです。

もちろん、最近は働き方が多様になっているので、正社員じゃなくても条件の良い仕事も増えてきました。

保活や出産後の女性の働き方については、私のブログに詳しい情報がありますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ:学歴は大卒で十分だが、必須ではない

今までの内容をまとめると、下記のようになります。

  • 仕事の選択肢が一番多いのは大卒。
  • 日本では、修士卒までは就職に有利だが、博士は有利にならない。
  • 学歴だけでは自分の自信にはつながらなかった。人の役に立つ実感が大事。
  • 学歴がなくても何かの価値を作り出せる人は稼げるし、幸せになれる。
  • 女性で高学歴だと、配偶者も高学歴多め。高学歴を気にする男は避けた方が無難。
  • 女性にとってベストなキャリアは、ホワイト企業の正社員になり、出産後に育休復帰すること。
私の場合は、勉強は何も苦痛ではなく、むしろゲーム感覚で楽しんでいました。

結果的に高学歴になりましたが、もし勉強が好きでないのであれば、無理やり進学しても、人生がつまらなくなるばかりです。

それでも大卒の方が待遇は良い傾向にありますから、割り切って大学進学まで勉強を頑張れるなら頑張るのも良いです。

でも、もし勉強が大嫌いなのであれば、自分が得意なこと・苦痛ではない他のことで仕事を探す方が良いのではないでしょうか。

また、高学歴だからといって、稼げるようになるとは限らないし、稼げたらといって、幸せになれるとも限りません。

「何かの価値を作り出せる人になる」

ということが、稼ぐという意味でも、自分が満たされる人間になるという意味でも、一番大事なことだと思います。

最後にyotaから

どうでしたか?

僕に話を聞かせてくれる高学歴の人達ってみんな「学歴は必ずしも必要でない」って言うんですよね。

「まぁ、あっても良い」的なニュアンスなわけです。

今回のあこさんも同じですよね。

僕ら低学歴は「学歴さえあれば」ではなく、自分なりに「何かできるもの」を見つけるのが大切なのではないでしょうか。

今回、寄稿してくれたあこさんはブログ運営もされているので、この記事のような良質な情報を得ることができます。

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