「中卒でも生きていける」の本当のところ。どんな人生を歩みたい?

こんにちはyota (@yota_28351)です!

よく「中卒でも生きていける」ってあるじゃないですか。

うちのブログの検索ワードにもよくあるんですが、「中卒」と「生きていける」というワードに何かモヤモヤするものがあるんですよね。

「中卒でも生きていける」が話題に上がるってことは、何かしらの危機感を感じているわけで気になっているわけです。

「大卒でも生きていける」なんてのは聞いたことありませんし。

今回は中卒生活20年ほどの経験をから「中卒でも生きていける」について考察していきます。

生きていくだけなら簡単

結論から言うと生きていくだけなら中卒で十分なんですよね。

何かを成し遂げたりする場合であれば学歴が不利に働くこともあるかもしれませんが、とりあえず「生きていく」だけに焦点を当てれば何も問題ありません。

「衣食住」さえ整ってれば生きていくには不自由しないわけですし。

学歴で生涯賃金が変わったりする場合もあるかもしれませんが、自分一人であれば、収入が少なくても生きていきやすいでしょう。

学歴初任給
大学院修士課程修了238,000円
大学卒206,000円
高専・短大卒181,000円
高校卒165,000円

出典:平成30年賃金構造基本統計調査

上記の表によると中卒はありませんけど、一番低学歴である高卒と大学院修了では初任給に73,000円の差があります。

確かに学歴間での収入格差はありますが、収入に合わせた生活をしていけば問題ないですよね。

豊かな生活をしたければ単発のバイトや副業をして収入を増やす努力をすればいいですし。

生活環境を整えやすい現代では「生きていく」ことだけを目的とするのであれば、学歴なんか一切なくても何とかなるわけです。

サラリーマンとして収入を上げていきたいのであれば、学歴があった方が無難だと思いますけど。

ネット上の「中卒でも生きていける」に注意

ネット上でよく「中卒でも生きていける」ってありますが、人それぞれ環境が違うので注意が必要なんですよね。

例えば、同じ中卒男性でも下記のように全く抱えているものが違う場合があるわけです。

  • 20代
  • 独身
  • 実家暮らし
  • 借金なし
  • 収入はすべて自分で使える
  • 40代
  • 既婚・子供あり
  • 持ち家
  • 借金あり
  • 収入はすべて家族の生活費に使う

少し極端すぎるかもしれませんが、このように同じ中卒でも、全く抱えているものが違う場合があるんですよね。

なので、ネット上で「中卒でも生きていける」と発信している人の状況が自分と同じのようなものであれば、参考にしてみて良いですし、状況が分からないのであれば安易に信じるのは危険だと思います。

後、ネット上で増えてきている気がするんですが、学歴を気にしている中卒を狙っている人もいるんですよね。

僕も記事にしたことがありますが「資格を取れば学歴なくても人生を変えられる!」的な甘い言葉で、取得しても実際に活かせそうもないものを勧めているブログがあったりするわけです。

[中卒OK]学歴不要の資格93個を紹介!資格を活かせるのか求人も調べたよ!!

確かにないよりはあった方がいいかもしれませんが、ここで話したように人それぞれ抱えている背景が違うので、資格だけあっても役に立たないこともあります。

根拠のない「中卒でも安心」「学歴なくても大丈夫」のような甘い言葉を鵜吞みにしないようにしましょう。

学歴なくても経験でカバーできることもある

サラリーマンで生きていくのならまだまだ学歴は必要になります。

「高校に進学したくない」「高校を辞めたい」のような中卒の道に進みそうな人から相談を受けたりしますが、あまりオススメはしてないんですよね。

もちろん、いじめや病気などの理由の人もいるので、全ての人に当てはまるわけではありません。

けれども、一度学歴のレールを外れしまえば、普通に進学していた人と同じような道を歩むのは難しくなります。

 

時間が経てば経つほどです。

今は昔ほどではありませんが、社会ではどうしても「中卒」というと「下」という感覚で捉えられてしまう場合があります。

仕事探しでも大卒に比べ圧倒的に選択肢が少ないし、業種によっては面接での印象もよくありません。

何が言いたいかと言うと中卒の僕らが社会で挑戦できるものは、中卒以上の人なら誰でもできるということです。

「中卒で社会に出る」のと「大卒で社会に出る」のでは状況が違いすぎますが、中卒でも意識的に行動していけ学歴の差をカバーできます。

では、一般的に大学を卒業する22歳で中卒と大卒の違いを考えてみましょう。

  • 中卒
  • 社会人7年目
  • 大卒
  • 社会人経験なし

上記の例では中学を出てすぐに社会人になったことを想定しています。

ここまでで話したように学歴の違いで、社会では中卒だと選択肢が少ないわけですが、早く社会に出た分、同じ年齢でも社会経験に大きな違いがあるわけです。

早く社会に出たことを利用して、何かしらのスキルを身につけてしまえば、学歴の違いをカバーできるようになります。

僕自身もこれを利用してきました。

何度か転職はしていますが製造業で同業種の仕事を続けてきたので、同世代の人達よりも経験や知識があります。

職場に専門卒や大卒の人達もいて学歴の違いは埋められませんが、僕は経験の差で仕事を問題なくこなすことができているわけです。

今の時代ならIT系のスキルを身につけておくと良いと思います。

もし、「中卒で生きていく」と決めたなら学歴の差を埋められるものを学ぶようにしてみてくださいね!(ここが難しいとこだけど)

自分が何をしたいのか?

結局のところ「自分で何をしたいのか」で全てが変わってくるんですよね。

早い段階で自分のやりたいことを見つけられたのなら、個人的には中卒で良いと思いますし。

でも、特にないのなら普通に進学しておいた方が、後々、自分の為になるはずです。

まぁ、普通に進学した人からすると何が何でも進学を進めるでしょうけどね。

自分の子供にも「やりたいことがあって集中したいなら、無理に進学しなくていい」と「何もないのなら、できるだけ進学して勉強できる環境のうちにしとくべき」と伝えています。

いくら「中卒で生きていける」といっても人には欲求があります。

自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。自己実現論、(マズローの)欲求段階説、欲求5段階説、など、別の異なる呼称がある。ピラミッド状の階層を成し、マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求(上)から並べる。Wikipedia

僕自身、貧困が嫌で早く社会に出たわけですが、社会に出た当初は「生活ができればいいか」程度だったんですが、「収入を増やしたい」「自分のステージを上げたい」などの現状維持では満足しなくなってきたんですよね。

中卒で生きていけたとしても、次第に欲求段階が上がっていくので、「中卒で生きていければいい」に固執しすぎない方がいいと思います。

何も物足りない人生に感じてしまうんですよね。

年配の中卒に耳を傾けるな

こんな事言うと怒られてしまうかもしれませんが、「年配の中卒」の人達の話をあまり参考にするべきではありません。

とくに今より高校進学率の低かった時代の人達には聞くべできではないと思います。

比較的に近年では98%以上と高くなっていますが、昭和40年代前半では高校進学率が80%を下回っているので、ここら辺の年代の人達は今より学歴を必要としない環境で生きてきているわけです。

このような環境下から彼らは口を揃えたかのうように「中卒で十分」と答え、とくに学歴を必要としない仕事をしていると、より傾向が強くなるのではないでしょうか。

僕がやっている製造業(肉体労働)だと、学歴を必要としないことからか多くの人が「学歴なんかいらない」って感じになっています。

まぁ、問題なく生活ができているから、こういう考え方になってしまうのは仕方ないのかな?

よく言われるますが僕の考え方が中卒としては変わっているようです(笑)

でも、何事にも「なぜ?(why)」を持つのは大切だと思うですよね。

「中卒で十分=なぜ?」がないとそこで、思考が停止してしまうし、自分なりの考え方を身につけられなくなってしまいますし。

なので、とくに理由もなく「中卒で十分」って人の話はあまり真に受けない方がいいと思います。

中には単純に「勉強したくないから」だけの理由で学校を辞めている人もいたりするので。

違う環境で話を聞くと為になる

僕自身もそうですが、「中卒で生きていける」と言ってもどうしても「自分をベース」に考えてしまいます。

一番良いのは中卒ではない人の話を参考にして判断することです。

いるのであれば職場の中卒以上の人に聞いてもいいですよね。

僕の場合は通信制大学で為になる話が聞けました。

中卒が大学生になってわかったこと。高学歴は「論理的思考力」が違う
通信制大学は学び直しての大卒の人や、定年退職をした社会経験豊富な人達が集まってくるので、同じ中卒同士で話しているのはとは情報の質が全く違います。

類は友を呼ぶじゃないけれど、どうしても同じような境遇の人とコミュニティーを作りやすい(中卒同士とか)ので、意識に自分とは違うタイプの人と関われるようにしておくと参考にできる部分がたくさんあるわけです。

人から学べることはたくさんあると思います。

経験ある人の話の方が信憑性がある

ポジショントークになってしまって申し訳ないんですが「中卒で生きていける」という確信が欲しいのであれば、僕のように「経験」がある人を参考にした方がいいです。

20年もの中卒社会人をしていればそれなりに経験はしています。
  • 結婚
  • 子育て
  • 就職
  • 転職活動
  • 自己啓発
  • 高卒認定取得
  • 通信制大学入学
  • 副業
上記のように同じ中卒である人がするようなことは大半のことを経験しているわけです。

このような経験を抜き飛ばし「中卒で生きていける」というものがネット上にはよくあるので、何度も言いますが発信者の背景はしっかりと加味した上で情報の信憑性の判断を取るべきですよね。

最後に

「中卒で生きていける」

不安でネット検索をしてしまう人の気持ちはわかります。

でも、結局は自分次第でどうにでもなるんですよね。

学歴を必要としない土俵であれば、努力すれば十分に戦うことができると僕は思っています。

人生何があるか誰にも分からないじないですか。

愚直にコツコツ進むだけです。

おわり。